2014年8月29日金曜日

吉田町 てんぷら「登良屋」

お手頃価格で天ぷらが楽しめる庶民的な店、吉田町の『登良屋(とらや)』。もちろん夜に行くとさすがに天ぷら屋なのでそこそこの金額になってしまうが昼時ならお手頃価格でうまい天ぷらを食べることが出来る。昭和33年創業の老舗らしい鄙びた一軒家で昭和の雰囲気は抜群だ。ちなみに店名は初代の名前が登良吉だったかららしい。2つ目の写真の入り口の方が本来の入り口だったようだが現在は1枚目の写真の店舗の横にある入り口がメインで使われているようだ。
厨房には4人の職人がせっせと天ぷらを揚げ続ける。立ち寄った時間は1時半を過ぎていたのでさすがに落ち着いていたがフロアには女性が数名いて客数に対してはずいぶん多い感じがした。今日は金曜なので夜に向けた仕込みの為か。









 
メニューには金額の記載が無いが丁寧に内容を教えてくれる。ランチタイムは刺身定食か天ぷらが選べるのだが今日は天ぷらを注文。野菜4種(かぼちゃ、ししとう、れんこん、なす)と白身魚、穴子、イカの天ぷら、みそ汁、ご飯、漬け物で¥1,200(税抜)。
ごま油の芳ばしい香りとさくさくとした絶妙な衣が食欲をそそる。写真ではそんなに多く感じないかもしれないが、なかなかヴォリュームがあり、ご飯はお変わり自由なので満足感はかなり高い。

登良屋(とらや)
横浜市中区吉田町2−3
                 

2014年8月26日火曜日

武蔵小杉 番外編「文福」

本来であれば、川崎市である武蔵小杉は番外なのだがたまたま立ち寄った飲み屋がかなりいい感じだったので投稿。その名は「串焼 文福 本店」だ。レトロな佇まいで歴史を感じさせる昭和感たっぷりな外観と店内はいい味を醸し出している。

焼き鳥がとにかくうまい。絶妙な焼き加減でこの店が人気があるのもうなずける。

 ここの名物の人気料理が「元祖 カレー煮込み」という商品。頼んでみると煮込みにカレーをミックスしたような料理で一瞬、?っと思ったが食べてみるとかなりウマい。これとご飯があれば満足してしまいそうな、濃厚なカレーと煮込みの旨味のバランスが素晴らしい。是非また立ち寄りたい店だった。

2014年8月22日金曜日

日本大通り 建物「旧三井物産横浜支店ビル」

明治44年竣工の三井物産横浜支店として立てられたビル。元々あった左側の1号館のデザインを継承し、右側は昭和2年に増築された2号館。後ろにある倉庫は現在は取り壊しの計画が浮上している。もちろんビジネス的に考えれば一等地にあるこのビルを建て直し高層化すれば、いいんだろうけど…
出来れば横浜の歴史的建造物として残してほしいものだ。






2014年8月17日日曜日

保土ヶ谷 カキ氷「村田屋」

買い物ついでに村田屋へ。さすがに暑い日が続いているのでお客さんも結構入っている。暖簾をくぐると店内は外と同じ温度。クーラーなんて付いていない。店内にある団扇で自身を扇ぎながら「冷やしみかん」を注文。缶詰のみかんの果肉に氷を乗せたメニューだ。缶みかんの果肉と汁を器に入れてその上に氷をかけただけ。なぜかこれがおいしい。ただ、暑い店内では氷はドンドン溶けていく。急いで食べないとみかん水になってしまうので注意が必要だ。




2014年8月14日木曜日

神奈川区 「瑞穂埠頭」

横浜市神奈川区、ちょうどみなとみらいの北側にある瑞穂埠頭。この辺りには古い三井倉庫や橋の瑞穂橋手前にあるスターダストというバー、古びた廃線の鉄橋、など昭和感が溢れている場所だ。瑞穂橋から見る、みなとみらい地区とこの辺りの鄙びた雰囲気が対照的で面白い。橋の先にはノースドックと言われる米軍施設があり以前はこの辺りで写真を撮っているだけで米軍関係者に「撮影するな」と言われたものだが最近は入り口まで行かなければ注意されることはない。自転車でふらりと寄りたいサイクルスポットだ。















2014年8月13日水曜日

野毛 おでん屋「野毛おでん」

関内吉田町にある「野毛おでん」でおでん定食を食べる。ここは1903年に創業した110年以上の歴史を誇る老舗。横浜港の船を造船、修理する人を対象におでん屋を始めたのが最初らしい。その後、現在の地に移ったのが1913年。なので昭和ではないのだが店内の雰囲気は、昭和情緒たっぷりだ。だいぶ前に夜に行ったときには、ずいぶん高かったなぁという印象が強く(大根は1個¥500だ)暫く行っていなかったが、ランチタイムならお手頃価格でおでんが食べられそうだと暖簾をくぐった。



 ¥850のおでん定食を注文。やはりランチタイムは安心価格だ。おでんの具は黒く煮込まれた大根(夜の¥500のものとは違いだいぶ薄い)、玉子、ちくわぶ、ささかまぼこ、木綿豆腐。これにアサリのみそ汁とご飯、漬け物、クレープフルーツが付く。なかなかヴォリュームもあり満足感は高い。そして女将さんは丁寧な接客で帰り際の「ありがとうございます、またお越し下さい」と言う言葉に再来店を誓った。


2014年8月9日土曜日

馬車道 いなり寿司「泉平」

今日は、昭和ではない番外編。馬車道の交差点にあるいなり寿司専門店の老舗「泉平」(いずへい)へ。天保10年(1839年)創業なのでペリーの黒船来航以前から営業している超老舗だ。油揚げには甘く且つ濃いめのタレ がしみ込み、中にはしっかりと酢飯が詰め込まれている。細長い形が印象的ないなり寿司。シンプルながらまた食べたくなる味だ。


2014年8月6日水曜日

山下町 建物「インペリアルビル」

意識していないと通り過ぎてしまうビルだがよく見るとそのモダンな作りが特徴的気だ。このビルは「横浜市歴史的建造物」に指定されているインペリアルビル。昭和5年に長期滞在する外国人の為に「インペリアル・アパートメント」として大正時代末期から昭和初期にかけて横浜で活躍した建築家、川崎鉄三によって建築された。自転車でこの辺りを走ると普段気づかない発見がある。